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真珠物語:真珠とは

Pearl Story

真珠スタイルの真珠について

【真珠スタイル】の真珠は伊勢という神宮が祀られた地で真珠を身近に感じる環境に育ちました。
昔から今日に至るまで日本中の多くの女性の間で、特に選ばれた日、記念日等に身につけられてきました。
二十歳に贈られる真珠、結婚を機に選ばれる真珠、母の日に贈られる真珠、それは真珠、特に日本産あこや真珠が清楚で上品かつ伝統的なイメージを抱かれ慕われてきたからなのかもしれません。

真珠のピアスをしているだけでどこか女性らしさを感じられる、そんな不思議な魅力をもっているのです。
今では日常で真珠を気軽に身につける方が増えたことを本当にうれしく思います!

そんな思いから、私たち【真珠スタイル】は普段の生活スタイルに合わせた新ライト感覚のパールジュエリーを 多くの女性に伊勢から真心こめてお届け致します。

真珠って何??
What's is pearl?
真珠とは
そもそも真珠とは何なのでしょうか?
現代において、真珠とは養殖真珠を指します。
真珠はダイヤモンド・ルビーなどの無機質な鉱物とは違い、貝の体内で誕生する有機物なのです。

貝の中には、外套膜という柔らかい肉片があります。
これらは透明な物質の真珠層を分泌する細胞でできています。
異物が偶然、外套膜の中に入って取り除けないと、落ちつかない貝は異物を吐き出そうとして、 これのまわりに真珠層を分泌し次第に真珠の形を形成していきます。

養殖真珠は真珠層の分泌を促すために、わざと異物(核)を挿入し人為的に 真珠を誕生させるものです。
人間がカットして輝きを放つダイヤモンドなどの貴石と違い貝自身が時間をかけてゆっくりと作り出す水中で起こる神秘的な宝石なのです。

真珠を
生み出す
貝とは
真珠を作り出す貝はたくさん存在しています。
その真珠貝の種類は世界に30種類以上に及び、生息するといわれています。
しかし宝石として輝きを放つものはわずかです。
海水の貝であるアコヤガイ・クロチョウガイ・シロチョウガイ・マベガイ、淡水の貝であるイケチョウガイ・ドブガイなどがあり、 母貝によって白・黒・ゴールド・ブルーなどの色々な色の真珠を生み出します。
次に真珠の種類についてご説明します
真珠の種類っていっぱいあるの?
All kinds of pearl?
真珠といっても貝の種類、産地によっておおきな違いがあります。
幾粒もの真珠を見て可愛い、愛おしいと思われる感情も人それぞれ違いがあることでしょう。
3mmほどの小さなサイズのあこや真珠に魅了される人もいれば、15mmもの南洋真珠に魅力を感じる人もいます。
幾種類もの宝石の中でも真珠は、そのひとつひとつが海という自然の中で生き、育まれてくる(淡水真珠を除く)からこそ、 色、形、サイズが多様にわたり、それゆえに世界中の人の目を楽しませているのだと思います。

あこや真珠
akoya pearl
[貝の名前]アコヤガイ
[生産地域]三重県、愛媛県、長崎県、熊本県、大分
[貝の大きさ]7~10cm
[特徴]日本のアコヤ真珠は日本独自の四季によって生み出される深みのある色・てりが特徴です。真珠表面のきめが細かくなめらかなのも特徴といえます。

春から夏の適水温でゆっくり成長したアコヤ真珠は冬の低水温時さらに、深みのあるてりを出す「化粧巻き」と呼ばれる巻きを生み出します。
これが海外にはない日本の四季と豊かな海が育んだアコヤ真珠なのです。
akoya natural pearl
【あこやナチュラルカラーパール(真珠)】について
[調色処理をしていない、自然の色合いを最大限に生かしたあこや真珠で、ブルー系、ゴールド系、ホワイト系がありますが、当店ではあこやナチュラルパールの中でもブルー系のあこやナチュラルブルーに力をいれております。
またあこやナチュラルバールの中で最高級のグレードのものは 【真多麻(まだま)】 と呼ばれております。

■あこやナチュラルブルー
あこや貝から採り出したときにそのまま使えるブルー系の色を持った珠は非常に少なく、同じサイズ、同じ品質、そして同じ色合いの珠を揃えるのは大変な作業となります。
一般の調色処理のグレー系真珠と比べると、透明感があり、あこや真珠特有のシルバー、ブルー、グリーン、パープル、レッドといった干渉色を帯びており艶やかさがあります。これは真珠層の巻きが厚い証拠でもあり、あこや真珠としてはトップレベルの巻き厚値を誇ります。近年、あこや養殖真珠の生産量が減少する中、このナチュラルブルー系は大変希少になっています。
南洋白蝶真珠
south sea pearl
[貝の名前]シロチョウガイ
[生産地域]オーストラリア・インドネシアなど東南アジア一帯
[貝の大きさ]10cm~
[特徴]暖かい海に生息するシロチョウガイは真珠貝としては大きさに恵まれている
(大きいもので30cm)ことから生み出される珠は10mm以上のものが多く15mmを超える大珠の真珠も珍しくはありません。巻きが厚いのが特徴でそのためバロックも多く生まれます。
美しい銀白色の大粒なものが価値が高い。

※バロック・・・形のおもしろい変形珠のこと
タヒチ黒蝶真珠
tahitian pearl
[貝の名前]クロチョウガイ
[生産地域]タヒチを中心としたフレンチポリネシア海域及びフィジー島など
[貝の大きさ]15~20㎝
[特徴]色の3原色と同じで赤・青・黄の三つの色素が混じりあって黒色に見える。
ものによってはシロチョウガイ真珠と間違えそうな銀白色のものもあります。
色には幅があり、グリーン系・ブルー系・ブラウン系などがあります。
中でもグリーンを基調として多少赤みを帯びた孔雀の羽の色のようなピーコックカラーは高い評価を受けています。
淡水真珠
freshwater pearl
[貝の名前]イケチョウガイ・カラスガイ・ドブガイ・カワシンジュガイ
[生産地域]主に中国
[大きさ]様々
[特徴]海水産でない唯一の真珠です。
核を入れないため真円真珠はあまり採れなかったですが、
ここ数年で養殖技術が発達し真円真珠や巻きやてりのよいいい品質ものが採れてきています。
※有核の淡水真珠も存在します。
マベ真珠
mabe pearl
[貝の名前]マベガイ
[生産地域]奄美大島以南の琉球諸島
[特徴]半円真珠の代名詞であるほどそのほとんどが半球状のハーフパールです。
形は平たいものより山の高い方が評価が上です。
色はシロショウガイが作る真珠のシルバーやゴールドに比べマベは独特の虹色を発します。

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